5月11日(火)、平成22年度第71回入間川水系改修工事期成同盟会通常総会通常総会が、坂戸市民文化センターにおいて開催されました。来賓には中村健埼玉県議会議員を始め、多くの方々がお見えになりました。会長は伊利仁坂戸市長、私は副会長に就任させていただいております。
入間川水系改修工事期成同盟会は設立されて既に71年が経過をいたしておりますが、荒川上流入間川水系の河川改修は、安全確保の観点からも私たち沿川地域住民にとりまして長年の悲願であります。
未改修区間において毎年繰り返される台風や大雨による出水被害は、私たちの生活を脅かし、日々精神的苦痛を強いられており、一日も早い河川改修整備の実現が流域住民からも強く望まれているところであります。
治水事業は、水害から国民の生命と財産を守り、活力ある経済社会と安全で快適な生活環境を実現するために欠くことのできない事業であり、社会基盤整備の中でも最優先されるべき重要施策であります。
入間川水系については、流域の重要性や的確な河川管理の必要性などから、昭和6年から16年にかけて荒川と入間川の付け替え工事が行われ、昭和18年には、入間川、越辺川、小畔川を、昭和27年には高麗川、都幾川を直轄工事区間として改修工事に着手いたしました。その後も霞堤の連続堤防化や川島排水機場の整備・増強等改修工事を進めております。更に、平成15年度には入間川と越辺川が国の「入間川・越辺川等緊急対策事業」区間として位置づけをいただき、人々が安心して暮らせる地域づくりを目指し、堤防の整備や樋門の設置等集中的な治水対策事業が、平成22年度を目途に鋭意進めているところであります。
本同盟会といたしましても、沿川地域の一日も早い浸水被害解消のため、積極的に事業を推進してまいります。
第71回入間川水系改修工事期成同盟会通常総会
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