仕事納め

12月28日(水)、今年も仕事納め。本年は民進党が結党され、私は国会議員4年目にして副代表に就任。私にとって新たなスタートの年となりました。新党の中にあっても自らを失わず、「身を切る改革を断行し、日本の改革を!」その思いを貫いてまいりたいと行動してきた一年であったと考えます。
83日間の臨時国会も終了。今国会で政府与党が最優先に扱ったのは「TPP・関連法案」「年金カット法案」「IR(カジノ)法案」。しかし、政府が国会に提出したTPPの資料は「ノリ弁当」のように全面が黒塗りとなっていました。「年季カット法案」審議のために野党が重ねて要求した「将来の年金額」の資産は、結局国会開会中には提出されませんでした。「IR(カジノ)法案」に至っては、民間企業による賭博場開張を解禁するという、社会のあり方を変えかえない重大な法案であるにもかかわらず、衆院ではわずか5時間半の審議のみで政府・自民党は強行採決に踏み切りました。そのため、公明党は賛否を決しきれず、自主投票としました。与党である公明党を切り捨ててまで、強引に法案を可決。このように政府・自民党は十分な審議時間も確保せず、納得できる説明もしないままに、数を頼りに強引に成立させた国会であったと考えます。
一方、民進党は「長時間労働規制法案」「自衛隊員救急救命法案」などを議員立法で国会に提出しました。私は国会議員として4年が経過したわけですが、今年も多くの仲間と共に多くのことを学び実践することができました。
私は企業献金・団体献金をいただいておりませんし、政治資金パーティーを行っていません。国会議員はカネがかかる、カネが必要だと言いますがそれは何のために必要とするカネなのでしょうか?「古いしがらみや既得権益を断ち切って日本の改革を断行する!」と訴えて国会に送っていただいた私は、常に身をきれいにし、日々精進しながら、政治家として歩んでいくべきと考えています。まさに「政清人和(まつりごと清ければ人おのずから 和す)」であります。
来年は解散総選挙があると考えていますが、これからも堂々と持論を述べて挑戦してまいります。本年一年間、温かいご指導ご鞭撻をいただきまして誠にありがとうございました!

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